カラーコーディネート
2024.03.15CATEGORY:建物のコト
注文住宅の特徴のひとつは、施主様自身で床やクロスなどの内装を自分好みに選べることです。雑誌で見て素敵だなぁと憧れたお部屋や、海外の家のような個性的なお部屋にすることも可能になります。自分好みの空間での暮らしを想像するとワクワクしてきます!
ただ・・・注文住宅の場合、自由にできる分決めることが多すぎて悩んでしまいます。
床、クロス、建具の色から取手、巾木、窓枠・・・と細部まで決めて行かなければなりません。
内装カラーのコーディネートって、どうやって決めて行けばよいのでしょうか
空間の中で一番大きい面積を占める「床・壁・天井」の色はお部屋の空間の約70%を占めます。お部屋をカラーコーディネートする場合にはこの色を中心として決めていくのがスムーズです。・・・・ベースカラー(基調色 70%)
カーテンや大きな家具、扉などの建具などベースカラーの次に面積を占める色です・・・・アソートカラー(配合色 25%)
クッションやアートなどの小物類など空間のアクセントとなる色です・・・・アクセントカラー(協調色 5%)
空間におけるこの割合(70%・25%・5%)が最適といわれています。
空間面積の大きい割合を占めるベースカラーの内装は、床と壁などほかのアソートカラーやアクセントカラーとも統一感を感じられる主張しすぎないシンプルなカラーを選びます。
内装をシンプルにすることで、アソートカラーやアクセントカラーが引き立ちバランスの取れた空間になります。
お部屋の色を決める前に、インテリアの方向性を決めると選びやすくなります。
■温かみがある雰囲気で、ナチュラル色が多く使われた自然素材が好きという方は、床の色はナチュラル系がおすすめです。
床材と同じ色の家具でも、濃い色の家具でも合わせやすいです。
■モダンなイメージがお好きな方は、中間色よりダーク系のようにメリハリの効いたカラーがおすすめです。
家具や建具にも、床と同じ色味のダークブラウンを取り入れることをお勧めします。
■白を基調にしたシャビーシックな雰囲気がお好きな方は、ホワイト系の古材風の床がおすすめです。
同じ白の床材でも、フローリングと大理石ではお部屋の印象が異なります。やわらかい空間にしたい場合はフローリングに、モダンなテイストにしたい場合は大理石調のフロアタイルなどがおすすめです。
内装の色を実際に見て確認するには
1.カタログを取り寄せる。
2.サンプルを取り寄せる
3.ショールームへ行く
空間の大きな面積を占める床、クロス、天井は画像だけで決めてしまうと、思っていた印象と違う空間になってしまいます。
注文住宅の内装は自由度が大きいので、ポイントを押さえて組み合わせていきましょう。
アスティークでは、施主様の目指す空間のイメージを膨らませて、カラーコーディネートや配置する家具などの相性を考慮しながらお打ち合わせをしていきます。
カタログを通して気になった素材はサンプルをお取り寄せして素材感を確認したり、ショールーム見学に同行したりとコーディネートを進めて参ります。
是非一度アスティークにご相談ください。
お待ちしております。