バルコニー?ベランダ?違いは何??
2019.03.30CATEGORY:建物のコト
降り注ぐ陽の光を存分に感じるベランダやバルコニー。
家にあったらどんな使い方をしますか?洗濯物や布団干しといった機能面はもちろんですが、
テーブルやチェアを置いてちょっとしたくつろぎのスペースに!
ベランダやバルコニーをお部屋として考えたり、ひと工夫して快適なスペースにしてみませんか?
建物の外側につくる3タイプのスペース
庭とは違った楽しみ方ができるバルコニー。日差しが降り注ぎ、開放的なスペースですね。
似たような言葉で、ベランダやルーフバルコニーがありますが、これらの違いはいったい何?
実際完全に分けて使用されていないケースもあるようですが、簡単にいうと下記のようになります。
・「ベランダ」建物の外へ張り出した屋根のあるスペース
・「バルコニー」建物の外へ張り出した屋根のないスペース
・「ルーフバルコニー」下階の屋根を上階の庭として使ったスペース
言われた見たら確かにそうかも。と納得の説明ですが、
上記説明に当てはめると、マンションなんかは「ベランダ」ということになりますね。
個人的にはなんとなく「バルコニー」という響きがしっくりくるんですけどね…
広さのあるバルコニー・ベランダの魅力
ベランダ・バルコニー・ルーフバルコニーの3つは、十分な広さがあると、その活用度は高まります。
例えば洗濯物干し。いつもの洗濯物に加えて、布団やシーツなど大ものを干すことも可能です。
雨の日の翌日など大量の洗濯物が出たときにも、広さがあると一気に干せますし、
洗濯物を広げて干せるので乾きも早く、時短家事にもつながります。
ただし、
ほとんどの一戸建て住宅には、バルコニーやルーフバルコニーに屋根はありません。
そのため雨の日は使用できませんが、
屋根で覆われていない分、ベランダより開放感があるのがポイントです。
そのほか、日常の使用以外にも趣味の場としても大活躍します!
ガーデニングを楽しんだり、夏場はサマーベットを準備して、人知れず日焼けもできてしまいます。
テーブルとチェアを置けば、季節の移ろいを感じるくつろぎの空間へと変身。
バルコニーやルーフバルコニーでは、日よけのためにパラソルなどを広げてもいいかもしれません。
屋外の“部屋”として、お茶などプライベートタイムを満喫するのも良いですし、
夜はライトアップして落ち着いた空間を演出するのもいいかもしれませんね!!
バルコニーやベランダの注意点
機能性を重要視する方は、室内との動線を考えましょう。
洗濯機から遠い場所にあれば効率が落ち、
誰かの部屋を通らないといけない場合はその人のプライベートを考える必要があります。
趣味の場として活用したいときは、段差をなくし室内と一体になるように設計すると、より広々とした空間に仕上がります。
また、形状にも配慮を。スリットのある手すりや小窓がある柵は採光や通風に役立ちますが、
小さなお子様がいるご家庭は、安全性も考慮して考えないといけません。
外とのつながりがある空間ですから、死角を作らないなど防犯面も対策が必要です。
なんといっても家の一部ということを忘れずに全体の見た目も大事になってきます。
そこそこの広さを確保する為には、居室を小さくしなくてはいけなかったりと、
建築の制限もかかってくる場合があります。
希望のベランダやバルコニー・ルーフバルコニーライフを楽しむためにも
まずはしっかりプロに相談し理想のバルコニーを手に入れましょう!!