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地震への対策って

2023.03.25CATEGORY:

安心・安全な家づくりをする場合に、地震対策はとても重要です。

地震に強い家を建てるにはどんな対策が良いのでしょうか。

①地震に強い家を建てるならまずは土地の地盤調査!

地盤調査は安全な家づくりのためには不可欠です。初めに地盤調査を行い、地盤が軟弱な状態で地盤改良の必要ありと判定されたら下記のような地盤改良工事を行います。

・表層改良工法・・・地盤そのものを改良する工法です。弱い地盤にセメント系などの固化材を混ぜて固めて地盤を改良します。

・柱状改良工法・・・堅固な支持基盤までコンクリートを注入して柱状の杭を作る工法です。

②これから建てる家がどれだけの耐震性能を備えたいか考えよう

耐震性能の目安になるのが耐震性能です。等級は1~3で表されます。数字が大きいほど地震に耐える力があることを示します。耐震性能を上げると柱や梁、金物、壁の量が増えて間取りにも制約が出たりする可能性があります。

・耐震等級1・・・およそ数百年に一回は起こりうる震度6強~7相当の地震に対しては、構造の主要部分がかなり傷んでしまう可能性があり、およそ数十年に一回は起こりうる震度5相当の地震に対しては倒壊しない強度を持つように構造計算されています。現行の建築基準法を満たす一般的な住宅の耐震性能です。

・耐震性能2・・・等級1の1.25倍率の耐震強度があることを示します。 「長期優良住宅」として認定されるには、耐震等級2以上の強度を持たなければなりません。

■地震保険料・・30%割引

■住宅ローン・・当初5年間の金利を0.25%引き上げ

・耐震等級3・・・等級2の1.5倍の耐震強度があることを示します。住宅性能表示制度で定められた耐震性の中で最も高いレベルです。

■地震保険料・・50%割引

■住宅ローン・・当初10年間の金利を0.25%引き上げ

耐震等級は第三者機関の審査を受けて取得します。どの耐震等級にするのかは施主様が選びます。

③耐震と制振の違いは何?

・耐震・・・柱・梁・壁などの強度で地震に対抗します。揺れに耐える地震対策です。

・制振・・・揺れを吸収する装置で地震に対抗します。揺れを制御する地震対策です。

■強い耐震構造にすることで、倒壊しないものの、強い揺れで梁や壁、金物が傷んだり変形してしまいます。大きな修繕コストがかかってしまうかも。これに対して制振構造は建物に伝わる地震の揺れを吸収して建物にダメージを与えない仕組みです。違いを知りメリット、デメリットを確認しましょう。

2016年におこった熊本地震では震度6強を超える余震が計4回も起こり、その複数回の強い揺れに耐えることができずに多くのお家が倒壊しました。

アスティークの注文住宅は「制振ユニット ミライエ」が標準仕様です。

■ミライエ・・・繰り返す余震、地震の揺れを吸収します。自身の揺れを最大で95%低減する木造住宅用制振ダンパーです。

アスティークはミライエが標準仕様なので、耐震等級にとらわれることなく、地震の揺れに対して安心・安全な住宅を建てることが可能です。自由に設計できる幅が広がり予算も低く抑えられます。もちろんご要望があれば耐震等級を取得することも可能です。

まずはアスティークにご相談下さい。お待ちしております!