気密検査
2023.11.03CATEGORY:建物のコト
最近は、高断熱・高気密のお家を建てるお客様が多くなりました。
お家を作るうえでは「断熱」と並んで重要視されている性能の1つです。
「高気密」とは家の隙間をなくして外と室内の空気の出入りを少なくした状態のことで、隙間は少なければ少ないほど外気温の影響を受けず、暖房効率もよくて快適なんです。
冷暖房効率が上がるので、光熱費を抑えることもできます。温度差による結露の発生も抑えます。結露を抑えることができればダニの発生も抑えるので喘息、アレルギーの症状も改善するようです。
建設中の現場で気密検査をするとのこと。どんな検査をするのか勉強のため私も現場に同行させていただきました。
どんな検査かというと・・・・
1.窓や玄関を閉め、給気口などの家の隙間を埋めます。
2.窓に装置(気密測定器)を設置します。大きなバズーカのような装置です。
3.検査する機械を気密測定器に接続!
4.機械を操作し、検査開始です。
5.営業担当、大工さん、監督、そして私たちギャラリーが測定結果を待ちます。
気密測定器で屋内の空気を屋外に排出します。今度は負圧で隙間から空気が家の中へ戻ろうとします。その入ってくる空気の量で隙間の大きさを測ります。
測定が完了しました。結果は0.8c㎡/㎡(C値)
高気密住宅の目安は1.0以下ということ。見事にしっかりした「高気密住宅」に仕上がっていました。
良い数値が出たのでみんな嬉しそう!!お客様にも良い報告ができますね!改めて自分たちのお家の性能の良さを感じていただけるはずです。
気密性能を上げるためには、現場に入る大工さん、職人さんの丁寧な施工、そして現場を管理している現場監督の細やかな工事管理の徹底がとても大切とのこと。毎日現場で作業をしてくれる職人さんや現場監督に感謝です。
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