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これから・・

2021.11.11CATEGORY:NEWS

イギリスのグラスゴーで開催されているCOP26のニュースをよく見ますが、温暖化対策のことを話しているんだろうな・・・という程度の感覚でした。

COP26とは略称で、国連気候変動枠組条約第26回締約国会議というのだそうです。さすがにこれだけ長いと権威を感じますね。

各国のリーダーが有効な温暖化対策として「化石燃料を使わないようにしよう!」と協調していますが、一方ではエネルギー資源価格の急激なインフレ懸念から原産国に対して「化石燃料を増産しよう!」と強調しているという不思議な状況に、政治の難しさを感じます。

環境NGO団体より日本に対して「化石賞」を贈るとの発表がありました。ちなみに「化石賞」とは温暖化など気候変動対策に後ろ向きと認められた国が選ばれる賞で、日本は2010年のCOP25に続き、2回連続の受賞となりました。不名誉な受賞ということです。残念!

話は変わりますが、この度お付き合いのある業者さんからのお誘いで新宿にあるLIXIL「住まいStudio」に行ってきました。どんな施設かというと。「昭和の家」「平成の家」「これからの家」を同時に体感できるという施設です。

あくまでも個人的な感覚ですが、

冬・・・昭和の家は寒い、平成の家は寒暖差が激しい、これからの家は快適

夏・・・昭和・平成の家は暑い、これからの家は快適

家庭から排出されるCO2は我が国の排出量の相当部分を占めています。特に戸建て住宅は集合住宅の約1.8倍の排出量とされています。また、排出量の年間推移を見ると1月が最大であり、12月~2月にかけてピークを迎え、約35%を排出しているようです。(令和3年10月 環境省速報値より)住宅の断熱性能を向上させることで、CO2排出量の減少に大きく寄与できそうです。

断熱性、気密性、パッシブデザインについて学ぶ良い機会になりました。

話が長くなりましたので、次回以降に「微力ながら何ができるのか」をご紹介させていただきます。

参考に

小学生が本音で語った「地球温暖化」 ユーグレナがWEBを公開

https://www.j-cast.com/kaisha/2019/08/05364358.html